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母親が認知症になってしまったようです(´・ω・`)

最初に認知症とは病気のようで病気でありません。特にある酒の認知症は原因を特定することが難しいものです。しかし、現実に認知症で困ってらっしゃる方はたくさんいまいして、様々な現象に苦しんでいらっしゃいます。
認知症の症状とは、大きく中核症状と周辺症状に分けられます。中核症状とは脳の萎縮もしくは脳の部分的機能障害による見当識障害(時間や場所の間隔が乏しくなっていくこと)や、短期記憶障害などです。周辺症状とは例えば不穏(落ち着きがなくおどおどしている様子)、暴言、暴力、盗られ妄想などです。中核症状はどうしようもありませんが、周辺症状は中核症状からくる心理的変化の表出ですから(だと思います)、周囲の対処次第で落ち着いたり、ひどくなったりもしてきます。心理的変化の表出ですから原因を探って、正しく対処すればいい…というのは他人だったらできるんですよ。これがどんなに訓練された介護のベテランでも、自分の親にはできなくなるのです。もちろん、自分の親に対しても正しく対処することができる人もいますけど、そのパーセンテージはかなり低いものと思います。

さて、高齢者福祉の介護事業所を運営していた会社の事務長や経営企画部長をやっていた私がそこに苦しんでいます。

まずは認知症の短期記憶障害と物忘れの違いを簡易的に説明しますと、
「昨日の晩御飯のおかずを思い出せないのが物忘れで、昨日の晩御飯を食べたことを思い出せないのが認知症の短期記憶障害」です。もっとわかりやすい例を挙げますと、物忘れは買い物に行って目的のものを書い忘れますが、認知症は目的であるかどうかは関係なし買ってしまいまs。良い例が、冷蔵庫の中にたくさんの焼肉のタレが並ぶのです。
そう…我が家の冷蔵庫には5本の焼肉のタレと3本のマヨネーズが並んでいます。これが認知症の短期記憶障害です。焼き肉のタレやマヨネーズを「買った記憶」や、冷蔵庫に「あるという記憶」が「ゴソ」っと欠落してしまうのです。本当はこれに文句は言ってはいけません。不要なものを買ってしまうのは中核症状ではなく周辺症状ですから「買いたくなる気持ち」の表出なのです。

これを止めるには、買いたくなる気持ち=必要と勘違いしてしまって買ってしまう気持ち、を取り除く努力を積み重ねていくことが必要です。が、他人にはできても自分の親にはできないのです。「血は残酷」という表現が頭をよぎります。ある意味、正常な生物として遺伝子に組み込まれていることかもしれません。動物が親と離れることの意味の大半は近親交配を避けるように自然に取っている行動で、これが「血は残酷」という表現につながっているのでしょう。不要に仲良くならないようにして近親交配を避けるということです。

ということで、現在とっても困ってます。本当は物忘れ外来に連れていき、何らかの検査後に適切な処置(おそらく治療にはならないと思います)をしてもらいたい。実は認知症であることを素直に認めるだけでも病状の改善においては大きな前進を果たすことになるのですが…もちろん、そこまでたどり着くのは前途多難な感じがします。

私も多くの認知症の高齢者にお会いして介護に携わってきましたが、実は認知症介護に対する一番の障壁が家族が自分の親の認知症を認めたがらないというのがあります。僕の場合、家族が認めてますからあとは楽に本丸を攻め落とすのみなのですが、自分のことはうまくやれないのです。

ということで、しばらく悩みたいと思います。

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