物語の結末はいつもHappy End

仕事に関して大切にしていることを書いていこうと思います。+少しの思いと、少しの写真と、少しの持ち物

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声を掛け合って進めましょう!って…

恥ずかしい話ですが、「声を掛け合って進めましょう」とやってみて、うまくいかなかった例を紹介したいと思います。そのことについては関係者一同、僕から大目玉を食らうことになりました。同じ失敗は繰り返さないでほしいものです。

何が起こったのかと、容態が急激に悪化している利用者さんがいらっしゃいまして、その方におむつ交換が必要になりました。病院と違って介護事業所というのは、ケアマネジャーが作成したプランでしかお金がもらえません。ケアマネジャーが作成するケアプランというのは緊急性に弱いものです。ケアマネジャー自身が容態を確認しなければならないのですが、中にはケアマネジャーの確認を待っていられないケースもあります。そういうとき、ほとんどの場合は介護事業所の無償サービスとして提供していきます。ケアプランにないので提供しなくても問題ありませんが、それでは何のために有料老人ホームに入居しているのか分かりません。その入居者さんの清潔維持のためにはおむつ交換は必須です。それと、おむつ交換が必要な人におむつ交換をしないと虐待行為に当たります。もっとも、虐待うんぬんかんぬんの前におむつ交換が必要な人を前にしておむつ交換しないというのは人間としてどうかと思いますけどね。

さて、急に必要になったおむつ交換ですが、どうやら話し合った結果「みんなで声を掛け合って、時間のある人がやりましょう」ということになったようです。結論から言うと、声を掛け合わず、おむつ交換が実行されず、家族からクレームを受けてしまいmした。

僕は言いました。
「みんなで声を掛け合ってって、仕事を抱えて忙しい人ばかりが声を掛け合えるわけないやろ」と。 バラバラに忙しく仕事をするのが介護の仕事です。自分の仕事の前後は重要なので気にしますが、同時進行している仕事は気にしてはいけないのが介護のルールです(そういう仕組ですから仕方ありません)。職員同士で顔を突き合わせて仕事をしているわけではありません。2人1組でない限りは声をかける同僚がいないのが介護事業のスタイルです。声をかける人が近くにいないのに、声を掛け合って仕事を進めるというのはできないのです。

私が思う「声を掛け合う」というのは、誰か責任を持った人を中心にして声を掛け合わないといけません。例えば、責任者が忙しくてできそうにないとき、責任者ができそうな人を探して声をかける。責任者が忙しそうな雰囲気を感じて別の職員が責任者に声をかけて進める。これが本来の「声を掛け合いながら仕事を進める」ということだと思います。

責任者を担当者という言葉に置き換えても良いですね。担当者を中心として声を掛け合うのが正しい運用です。これだと、おむつ交換ができなかった場合に、担当者の責任ということが明確化します。自分がやるのか、誰かに任せるのかの両方とも責任を果たしていることになると思います。 それから1週間。もちろんクレームは再発せず、ご家族もご本人も気持ちよく過ごされています。ちなみに、現在回復しつつありますので、このままで行けばさらによいですね。

他の事業にこのケースが当てはまるかどうかは分かりませんが、大事なのは「うまく行くように想像できる」ことです。想像力豊になるって大事ですね。

では、また次回! f:id:benzpapa:20180108215135j:plain

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