物語の結末はいつもHappy End

仕事に関して大切にしていることを書いていこうと思います。それと、少しの季節と、少しの写真と、少しの北九州。

中国を考える

月末月初が忙しく、なかなか更新できなかった。ブログ投稿というのは僕にとって仕事ではない。よって、期限もなければ「早く書け!」と督促されることもない。書くことが大切だと思っているのだが、どうしても本業を優先せざるを得ない。ブログが本業なら、もっと確実に毎日更新するようにするだろう。4月はまともに休んだのは3日。取締役だから文句の言いようもないが、労働者なら大問題だ。さて、言い訳はこのぐらいにして本題に移ろう。

中国に関する投稿の最終回である。まず、中国は広く人口が多い。全てが有効活用されていない。もっとも、100%有効活用されれることはほとんどない。全体の80%も活用されれば、驚くべき数値と言える。もし8時間労働の中で有効活用されている時間は何時間ですか?と問われれば6時間も活用されればすごい数値だ。弁護士事務所によっては、顧客へ請求できる時間が8時間にならなければ帰れないことがあるという。おそらく、そのために消費される時間はもっと多いに違いない。まずは中国はそういう国だと思う。まだまだ無駄が多い。働かない人が多い。土地が余っている。これがあともう少しでも改善されたらと考えると中国経済の可能性はまだまだ未知数だ。

中国の国家体制について言及すると、世論調査を見たわけではないが、話してきた感覚からすると習近平は人気がある。もちろん、それで満足していない一派もいるであろうが、今、政府に近くない人からすると、習近平は公務員改革を成功させ、不満の一つを解消させた功績を評価し、毛沢東主義を第一に掲げながら暗闇部分を作らずにこれたことも気に入っているのだ。一般の国民は習近平の次なんて考えていない。それを考えているのは、中国共産党の極上部の話だ、どこの派閥に所属するかということは、どこの国でも大変な決断なんだなと思った。もうひとつ体制について触れておくと、意外なほどオープンだった。インターネットは制限がかかるが、報道については中国の都合の良いものという感じはあまりしない。というより、日本の報道であっても誰の思惑で報道がされてるのか疑問に思うことがあるが、その「誰」が中国の場合は「政府」だとしても、それを感じさせない程度に自然に流れている。カールビンソンが来ているということは解説付きで普通に流れているのだ。決して某国の肩を持ったようには感じられなかった。

今の中国から学ぶものは、ほぼ何もない。ただし無視はできない。中国は奥が深く、まだまだ発展途上だと感じた。大きく広いので、高効率を追い求めるのに時間がかかる。分かりやすくいうと、中国に情報通信網を広げようと思ったら、固定回線ではなくモバイル情報ネットワークの方が効率がいいということだ。つまり、一歩先の技術を投入し続けないと、中国自身のボリュームに太刀打ちできないのだ。その意味では、日本や欧米の民間企業の存在感はまだまだ高い。中国から学ぶのではなく、中国にどう参加していくかがポイントだと思った。

ただし、そこにはチャイナリスクがある。どのように回避していくのか。爆買いがひと段落したという話であるが、ひとつの方法として、もっと多くの中国人に日本に来てもらうことは有効だろう。日本に来たことがある中国人は抗日ドラマには興味を示さなくなるという事実があるからだ。また、ひとつアメリカに学ぶべきことがある。アメリカは日本の広島原爆祈念式典に文句をつけたりしない。去年はオバマ大統領に勇気ある広島訪問があった。このスタンスをもっと発展させて、日本の中国に対する姿勢を考えていけば良いのではないか。領土問題も今までの姿勢を貫くことも大事だが、発展させ、新しい形を発明してもいいのではないかと思う。

ということで間延びした中国雑感であった。