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物語の結末はいつもHappy End

仕事に関して大切にしていることを書いていこうと思います。それと、少しの季節と、少しの写真と、少しの北九州。

リーダーは放り出さない

リーダーはとにかく放り出してはいけない。今回はそんな話だ。

もうちょっと付け加えよう。「投げ遣り」とは違う。「投げ遣りな態度」とは辞書に「物事をいいかげんに行うこと。成り行きまかせにすること。」と書いてある。これでも良さそうだが、私が言いたいことを例えるならば投槍(なげやり)の方が的を射ている。

昨日こんなことがあった。私の部下が「それがお前の仕事やろ」と言ったらしい。この場合の「お前」は取引先の社長さんに向けて放たれたものだ。部下本人は言ったとは言わないが、社長さんが言われたと訴えてこられた。おそらく言ってるか、少なくともそう受け取られる発言と態度をしている。私の中で取引先というのは下請けだろうが元請けだろうが(介護事業所の運営なので、そもそもそういう関係性はないのだが)、あくまでパートナーでありパワーバランスは50:50である。これを私は良好な牽制関係と呼んで大切にしている。下請けというか当社が発注元である場合のパートナーは大歓迎。当社に発注先してくるパートナーはやや面白くない顔をしていると思うのだが、いかんせん正論なのでまかり通ってしまう。

そんな関係性を築いてきた上での部下のこの言葉だ。この時、部下は何を放り出したのか。「相手と良好な関係を保とうという気持ち」を放り出したのだ。これは一番放り出してはいけない。連絡があったので、事実関係を精査し丁重にお詫びを申し上げた。もちろん今後の指導方針も付け加えている。

部下には何と言ったのか。上記のとおりだ。部下が「それがお前の仕事やろ」と言う前の主張は正しかったと思う。どこかで沸点を越えてしまって、一番大切なことをないがしろにしてしまった。まずは感情を抑えろということだ。それから、相手の立場を考えろということだ。次に自分の立場を考えろと言った。

今回の私の部下への指導は、かなり柔らかく行った。相手が取引先だということもあるので、部下本人に反省を促すことと、本人のモチベーションを下げないことも考え合わせてのことだ。しかし、これが部下から部下へ放たれたものだったら…私の沸点は簡単に限界に達していたと思う。ちょっと前にそういうことがあった時(別の部下だが)、私はその部下に対して「いますぐ辞表を出せ。辞表を出さないんだったらクビにしてやる。それで納得が行かないんだったら労働基準監督署でも裁判所でも行け。世界中が全部オレの敵でも、お前をクビにする。」と言った。もちろん、その部下は辞表も持ってきていないし、クビにもしていない。私の言葉をきちんと理解して、仕事も相手との関係性も放り出さない。その部下の周りの空気は澄んでいて淀みがない。これはその部下の持っている雰囲気がそうしているのだ。人間は心がけ一つで周りの空気も変える力を持つのだ。

うん。昨日やらかした部下には、もうちょっときつく言っておけば良かったかも。