物語の結末はいつもHappy End

仕事に関して大切にしていることを書いていこうと思います。それと、少しの季節と、少しの写真と、少しの北九州。

苦しみと悲しみは比較不可能

先日、老人ホームの職員さんから相談を受けました。弟さんと同居しているんですけど、その弟さんの心調不安定で仕事にも行かず、自分まで追い込まれていて苦しいと。
弟さんも何かプレッシャーを乗り越えられない苦しさがあると思うし、職員さんも夜中に突然暴れ出す弟さんに手を焼いて苦しいのだと思います。
結論らしい結論を出すことはできなかったけど、会社として力になれる部分があるのであれば、さらに相談に乗りたいというのが精一杯。会社は何をしてくれるんですか?というので、「弟さんをうちで雇ってもいいよ」と返しました。それが私にできる精一杯です。
さて、その話を切り口に、自分が今まで一番苦しかったことはなんだったろうと考えてみました。一番苦しかったのは、二度目の離婚の時。自分でも人間失格だと決め込んで、自殺場所を探しに何日も山の中に入ってました。それを思いとどまったのは、100%飼っていた犬(チワワのベンツ君)のおかげです。犬のおかげで自殺願望から約1ヶ月で立ち直ることができました。思ったのですが、自分が誰かの頼りにされていると感じることは一番の生きがいなのではないかと思います。似たようなこととして、お付き合いしていた彼女が亡くなった時のこと。苦しかったです。これも今考えると、頼りにされていた人がいなくなってしまったということ。辛うじて会社が忙しい時期だったので、仕事をすることでこの苦しさを紛らわすことができましたが、通勤途中はいつハンドルを谷底方向にきるのか自分でもわかりませんでした。これも新しい女性の出現=新たな生きがいとなり立ち直ることができました。今、若干微妙は苦しさがあると思います。
さて、苦しいことを紹介しましたが、私の苦しみは皆さんには他人事です。これは仕方ない。私は離婚で苦しみましたが、清々した人もいるでしょう。苦しい最中に頼られる存在がいてくれたから立ち直ったと書きましたが、私の知り合いでお嬢ちゃんが2人いながら立ち直れない男がいます。周りからは「頑張れよ!」と言われているようですが、彼は頑張れないのです。
このように苦しみ、そして悲しみは比較不可能。手を差し伸べてあげたいと思っても、何がその人のためになるのか、手探り状態の中で判断をしなければなりません。
私の場合、対処方法はひとつに絞っています。できるだけ時間をかけて聞いてあげるようにしています。口から吐くことで、少し心が軽くなるのは、みんなに共通している解だと思います。これを繰り返してあげること。なので行き詰まったところから長く付き合える人でないとできないことだと思っています。いろんな会社を渡り歩いても、それぞれ人間関係が切れないのは、こういう役割を担っているからなのでしょう。
話を最初の職員さんまで戻ります。あなたの苦しみはとんでもなく理解できます。ただし、私のフィルターが通っていますけど。ということなんです。相談に乗っている時に、この「私のフィルター」とどう闘うか(相手に感じさせないか)というのがポイントなのでしょうね。